HDDの書き込みキャッシュ

WindowsではHDDの書き込み (write back) キャッシュはこう管理されてるのか.デフォではオフと.そりゃそうだわな.家庭で使うにはね.

Write-backでは書き込まれたかどうかまでは保証しないのですね。ですから、Windows Vistaの「拡張処理能力を有効にする」ではWrite-backキャッシュを利用するために、転送完了信号が届く時間を考えても確かに操作性が上昇します。...

しかしながら、電圧等の低下や不慮のシャットダウンにより、HDD並びにマシン全体の電力が確保できなかった場合は、書き込まれるべきデータが書き込まれませんので、データが壊れるかもしれないということは覚悟しておかなければなりません。

... OSのキャッシュ機構と同様に、ライトスルーキャッシュとライトバックキャッシュを利用できるのが一般的だ。しかし、Windows Vistaの場合、HDDのキャッシュはライトスルーキャッシュのみ有効で、ライトバックキャッシュは無効になっている。これは、突然の停電などでデータが失われるのを極力避けるための措置だ。

VistaでHDDのライトバックキャッシュを有効にすれば、データ喪失のリスクを背負うことになるが、パフォーマンスの向上が期待できる。HDDのライトバックキャッシュは、「デバイスマネージャ」で有効にすることが可能だ。

しかし家庭用のHDD全てに write back キャッシュは付いてる(有効化できる)ものなのかな? 別途調べよう.
なお(これはOSレイヤだが)俺様のLinux PCでは vm.dirty_ なんちゃらはこんな感じ:

$ head -99 /proc/sys/vm/dirty_*
==> /proc/sys/vm/dirty_background_bytes <==
0

==> /proc/sys/vm/dirty_background_ratio <==
20

==> /proc/sys/vm/dirty_bytes <==
0

==> /proc/sys/vm/dirty_expire_centisecs <==
30000

==> /proc/sys/vm/dirty_ratio <==
40

==> /proc/sys/vm/dirty_writeback_centisecs <==
5000

ふひひ.会社では作業ディレクトリを tmpfs 内に取ったりしてるからね(ぉぃ