Railsはじめました

ちょっとした内輪の目的でwebベースでデータ管理するのに最近流行りのRailsを使ってみた.最近...?? 巷ではRails 3が例によって非互換を大量に導入して阿鼻叫喚 == the Ruby way()という感じだが,サーバがDebian Squeezeで,それのaptitudeで入れたので

7:32 [flatline@palm] ~/suteruhon$ script/about
About your application's environment
Ruby version              1.8.7 (x86_64-linux)
RubyGems version          1.3.7
Rack version              1.1
Rails version             2.3.5
Active Record version     2.3.5
Active Resource version   2.3.5
Action Mailer version     2.3.5
Active Support version    2.3.5
Edge Rails revision       unknown
Application root          /home/flatline/suteruhon
Environment               development
Database adapter          sqlite3
Database schema version   20111008060604

という感じだった.DBスキーマが1か月も古いのは,scaffoldingしてからMVC組むのに1か月放置してたということである...
より軽量なフレームワークSinatraというのも流行りらしいね.script/server を上げてApacheからは mod_proxy という超手抜き振りであり,本来はより軽量なものを使うのが適しているだろう.まぁ今回はRails始めましたと言いたかっただけなので,これでいいのだ.逆プロキシの設定手順としては
1. /etc/apache2/sites-availabe/suteruhon.rewrite-conf (名前は .conf で終わらなければなんでもいい)に

Alias /suteruhon/ /home/flatline/suteruhon/public/
ProxyPass /suteruhon/stylesheets/ !
ProxyPass /suteruhon/images/ !
ProxyPass /suteruhon http://localhost:3000/suteruhon

<Proxy>
        AuthType Basic
        AuthName おーさねーむ
        AuthUserFile /pass/to/passwd
        require valid-user
</Proxy>

とか書いて,これを Include suteruhon.rewrite-conf で読み込む.(よりモジュラーにしたつもり)
2. Rails側では cconfig/environment.rb に config.action_controller.relative_url_root = '/suteruhon'
これで既存のApacheがサーブしてるサイトの http://www.my-web.example/suteruhon からサクっと矛盾なく script/serverhttp://localhost:3000 に逆プロキシできるはず. ProxyPass の ! がポイントかな.
さてここからは暴言だが,このRailsという「フレームワーク」,触れてみて,確かによくできてて,欲しいこと・やりたいこと(のビルディング・ブロック)は大概その中に入ってると思った.ただ同時に思ったのは,つまりは世の中でweb屋さんに対する要求ってのは大体似たり寄ったりってことなんじゃ... どうせ同じ時間,同じ程度に退屈な仕事に人生の一部を割かねばならんのだったら,対価は高いに越したことはないと思ってる人なんで,開発者の部品化を促進するこのフレームワークにはちょっとお近づきになりたくないなあ... という思いを新たにした(噂ベースで同じ内容の判断は前から下していたのだったが.)もちろん楽しく仕事できればそれに越したことはないけどね,でも全体の方向性というものが...