Mini-ITXなPC自作で良いケースが少ない

負け組CPUメーカーのAMD広報さん,工作活動お疲れっす! ... と,言いたいのはそこではなくて...
以前 AMD Fusion APU "Zacate" E-350 でマシン組んだ話を書いたが (id:flalin:20111009:zecate) 上記の記事はほぼ同じ目標に沿って書かれている.その後間もなく出た上位機種のE-450を扱ってる違いはあるけどね.ただし気になる点が...

APU/マザーボード E45M1-I DELUXE 約1万8000円
モリー AD3U1333C4G9-2(4GB×2) 約2700円
SSD AS510S3-120GM-C(120GB) 約1万2500円
PCケース acubic CP315 約2万6000円
電源 AC130-AP02AA 約1万円
光学ドライブ BR-H1016FBS 約1万円
合計金額 約7万9200円

(強調筆者)これはおかしいだろ... 1/3がケース代ってどういう金額配分だよ.
つまり言いたいのは,パーツレベルでは静音小型PC/サーバ自作にずいぶんと有利な世の中になってきたが,ケースがそれに追い付いてないということだ.とどのつまり,パーツは昨今の技術革新やら規模の経済の恩恵をきっちり受けて進化しているが,それは自作PC/サーバという文脈の中での進化ではないってことだよね... ノートPCやネットブック,それどころかスマホがこんだけ流行っている現在,自作PC(組み立て)は廃れつつある文化と言えよう.